こんにちは、ハヤマです。
購読している「Adobe Blog」にて、Illustratorの操作で参考になった記事(動画)を見つけたので紹介したいと思います。
記事について
記事はこちら。 blogs.adobe.com
ゲストである博報堂プロダクツの河和田将宏さんが、Illustrator操作において生産性を高めるための8つのTipsを紹介しています。
(ページ上部に動画が設置されています)
1時間ちょっとの尺ですが、内容はデモンストレーションも併せて説明してくれるのでわかりやすく、とても観やすいと思います。
詳しくは動画を見ていただきたいのですが、Tipsの中のひとつに興味深い内容があったので、ブログ執筆を兼ねて試してみました。
文字化けフォントが含まれるPDFは「配置」で解決!
概要
どういうことかというと、例えば社外からデザインデータ(未アウトラインのPDFのみ)を受領し、そのデータを流用して編集する場合。
IllustratorアイコンにPDFをドラッグ&ドロップして開いた時、デザインデータの中に自分が所持していないフォントが含まれていると文字化けが発生します。
スケジュールの都合上手配の時間がなかったり、もはや受領したPDFファイルしかデータが現存しておらず、、という場合になると困ります。
取り急ぎ自力で解消できたら良いですよね。
そんな時におすすめのTipsです。
(1)PDFファイルを「配置」でアートボードに貼り付け
ここでのポイントは、PDFファイルをIllustratorアイコンにドラッグ&ドロップして開かずに、Illustratorファイルの「ファイル」メニューにある「配置」からリンク配置するということです。
(2)配置したPDFのテキストをアウトライン化する
配置したPDFを選択した状態で「オブジェクト」メニューにある「透明部分を分割・統合」を選択します。
ダイアログボックスが表示されるので、その中にある「すべてのテキストをアウトラインに変換」にチェックを入れます。
チェックを入れると、文字化けとなっていたテキストが指定フォントの状態でアウトラインをとることができます。
さいごに
以前、類似の事象が起きた時は無事データの再支給をいただきことなきを得たのですが、こういった対処法もあるのですね、勉強になりました。
対応策のひとつとして、覚えておきたいと思います。
この他にも、冒頭でご紹介した動画には様々なTipsが紹介されているので興味のある方は観てみてください。 個人的には動画内にあるタイトル「フォントスレッド問題」の挙動について、“そういえば確かに!”と思いながら観ていました。
Adobe製品情報はAdobe Blogで随時公開されているので、今後もチェックしていきたいと思います。