こんにちは。コバヤシです。
7月にAmazon Elasticsearch Service(AWS ES)でElasticsearchバージョン2.3がリリースされました。
Elasticsearch2.3は既存の1.5と比べて、
- パフォーマンス
- メモリ管理機構
- セキュリティ
が、強化されているようです。
さらに、
- Pipelineアグリゲーション - 高度な分析に活用
- Geospatialクエリのエンハンスメント
- 保存時の圧縮方法の選択 - 高速化もしくはインデックスサイズの圧縮
などなど、機能追加されている模様。
弊社サービス「しずおかランチ」でもAWS ESを利用していますが、未だ1.5。 これは2.3に上げてみるしかありません。
ちなみに、1.5から2.3へはアップグレードという形では無く違うAPIとして提供されているようです。
Migrationプラグイン
まずは、Migrationプラグインを利用して移行可能かどうかチェックします。
http://【AWS ESのエンドポイント】/_plugin/migration にアクセスします。
すると、以下のような画面が出てきました。
Filter部分に入力すると、チェックしたいインデックスを指定できますが 今回はすべてチェックしたいので、何も入力せずに「Run checks now」をクリックします。
「All checks completed successfully.」と出たので、何も問題は無かったようです。よかった!
問題がある場合は、青や黄、赤でエラー内容が表示されます。
緑:OK 青:アドバイス 特に何かする必要は無し 黄:移行は出来るが、バージョン2.xでは非推奨の機能を利用している 赤:修正しないと移行が出来ない
今回は、グリーンだったので、しずおかランチは2.3に移行できそうです。
今回はここまで。 次回で実際の移行作業を行っていきます。
参考URL
http://aws.typepad.com/sajp/2016/07/amazon-elasticsearch-service-from15to23.html https://github.com/elastic/elasticsearch-migration/tree/1.x