こんにちは、ハヤマです。
今回は、Figmaのデータ管理方法についてまとめていきたいと思います。
(Figmaに関するこれまでの記事はこちらをご覧ください)
Figmaのデータ構造について
Figmaのデータですが、XDとは異なる構造で管理をしています。
以下の図をご覧ください。
データ編集を個人のみで行うのか、複数人と共有するのかでデータの構造が異なります。
個人利用のみの場合は「下書き」。
複数人と共同編集する場合は、「チーム」の中でデータを管理します。
※「チーム」の上層にはさらに「ワークスペース」がありますが、最上位の「エンタープライズ」プランのみのサポートとなるため本記事では割愛しています。
下書き
チームに所属しないファイルのことを、下書きとよびます。(言語:Englishでは、「Drafts」と表示)
下書き用のファイルは、無料プランでも無制限に作成することが可能です。
※下書きファイルも他のメンバーにファイルを共有することは可能です。ただし権限は閲覧のみで、編集者として招待する場合はファイルをチームディレクトリの配下に移動させる必要があります。
チーム
チームとは、作成したデータをメンバー間で共有するためのワークスペースのことです。
チームの配下には、「プロジェクト」と「ファイル」のディレクトリがあります。
※無料プランでは、チームの数は1つまでしか作成することができません。
プロジェクト
その名の通り、案件やプロジェクトのことを指します。
(例えば「A」というサイトを新規作成する場合、「A」というプロジェクトを生成)
ファイル
編集を行うデータのことです。
ファイルの中には複数ページを作成することができます。(このあたりはXDと同じです)
※無料プランでは、チーム内に作成できるファイルの数は3つまでと制限があります。
ファイルはローカルに保存することも可能
figmaのファイルはクラウドに保存されるため、基本ネットワーク上での管理となりますが、「.fig」という拡張子にてローカル上に保存することも可能です。
保存方法は、figmaのメニュー「ファイル」>「名前を付けて保存(.fig)...」を選択します。
保存したファイルを再び編集する場合は、ファイルブラウザまたはデスクトップアプリの画面にファイルをドラッグ&ドロップすることで、ファイルをインポートできます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
注意点としては、契約するプランによっていくつかの使用制限があるというところです。
無料プランでもチームを生成することは可能なので、これから導入を検討される場合は一度無料プランでアカウントを作成してみることをおすすめします。
プランごとの特徴など、詳細はこちらを参照ください。