こんにちは。コバヤシです。
ついにLaravel6がアナウンスされましたね。今月中にはリリースされるとのこと。 新機能については言及が無かったようですが、どうなるのでしょう。
というわけで、Laravel6のリリースに備えて5.5から5.8までバージョンを上げてみようと思います。
今回はこちらを参考にやってみます。
手順はこんな感じです。
1. laravel-debugbarの削除
laravel-debugbarが入っているとエラーになるそうなので削除します。
composer remove --dev barryvdh/laravel-debugbar
2. 5.6へアップグレード
composer.jsonを書き換えて、5.6へアップグレードします。
"laravel/framework": "5.6.*",
composer update
あれ?エラーが出ました。。。
Undefined class constant 'HEADER_CLIENT_IP'
慌てて公式を確認。。。
proxyやphpunit等のライブラリのバージョンアップも必要なようです。
PHPのバージョン指定なども修正して再実行します。
"php": ">=7.1.3", "fideloper/proxy": "~4.0", "laravel/framework": "5.6.*", "phpunit/phpunit": "^7.0",
今度はうまくいきました。
3. 5.7へアップグレード
続けてcomposer.jsonを書き換えて、5.7へアップグレードします。
"laravel/framework": "5.7.*",
composer update
4. 5.8へアップグレード
最後にcomposer.jsonを書き換えて、5.8へアップグレードします。
"laravel/framework": "5.8.*",
composer update
5. configファイルを追加
新しい設定ファイルが追加されているので、以下のファイルをgithubから持ってきます。
・logging.php
・hashing.php
ログ関係の設定はlogging.php に移った為、config/app.phpのログ関係の設定は使用されません。
laravel-debugbarのインストール
削除していたlaravel-debugbarをインストールします。
composer require --dev barryvdh/laravel-debugbar
6. 動作確認
これで5.8までアップグレードが完了したので、動作確認をします。
今回は、取りあえず問題は無さそうでした。よかった。
まとめ
取りあえずこれで、Laravel6へアップグレード出来る状態まで持ってこれました。
それほど引っかかる箇所も無く出来たので良かったです。
ポイントは、
- Laravel5.5から一気に5.8へアップグレードせずに、一つずつ上げていく
- 依存ライブラリのアップデート
- 公式のアップグレードガイドに目を通す
と、言ったところでしょうか。
次回はLaravel6へのアップグレードについて書きたいと思います。 楽しみだ!