こんにちは、ハヤマです。
突然ですが、私は普段、Adobeのアプリをメインにデザインワークを行っていて、傍でFigmaについて定期的に学習を進めています。
ただここ数ヶ月は、あまりFigmaの最新情報をチェックできず…。
Figmaは定期的なアップデートを重ねており、その進化は目覚ましく、やはりユーザーのシェア率の高さを感じさせるパワフルなもの。このままでは安心して年を越せません。
そこで今回は、やや駆け足ですが、ここ数ヶ月の間にアップデートしたFigmaの機能の中で自分が気になったものをいくつかまとめて紹介したいと思います。(チョイスはデザイン作業向けとなります)
私のように、“普段はガッツリFigmaに触れていないけど、最新の情報は知っておきたい”という方の参考になれば幸いです。
段落スタイルの組み合わせ
同じテキストノードの中に、異なる段落間隔やインデントを適用することができるようになりました。
これはかなり嬉しいです。
テキストの下線スタイル
下線の色、形状(実線、点線、波線)、太さの設定だけでなく、色や下線のオフセットのほか、インクのスキップ(オンにすると、下線がテキストと被らないように表示される)も選択できるようになりました。
回転と重複
オブジェクトを複製し、回転させた後、⌘D(Ctrl + D)で再び複製すると、後続のオブジェクトも同一の角度で回転し、継続することができます。
illustratorと似たような動作ですね。
Figmaによるフォントの検出
フォントをローカルにダウンロードすると、Figmaがそのフォントを検出し、リストに追加されます。 Figmaを再読み込みしなくても、新しいフォントがすぐに使えるようになりました。
Googleフォント追加
Figmaに450種類もの新しいGoogleフォントが追加されました。
PDF・jpgでエクスポートファイルのクオリティ選択が可能に
エクスポートを行う際に高・中・低の中から選べるようになりました。
すべてのFigmaユーザー向けにUI3ベータ版を公開
2024年6月のConfigでリリースして以来、段階的にユーザーが使用ができるようになっていたUI3ベータ版ですが、10月10日のリリースで全ユーザーがアクセスできるようになりました。ベータ版で提供される間は、以前のデザインに戻すこともできます。
新UIについての詳細はこちらをご覧ください。
Figmaの新UI: UI3のナビゲート – Figma Learn - ヘルプセンター
UI3になったことで新たに使えるようになったものとして、一番気になったのがAIによる新機能。
本当はこの機能について話を膨らませたかったのですが、AI機能の方はまだ完全にオープンになっていないようで…私の環境ではUI3に切り替えても使えませんでした 泣。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本語版のデザインチュートリアルも公開されているので、気になる方はぜひ。
さいごに
たった半年ほどの間で、どんどん痒い所に手が届くツールになっていますね。
この他のアップデート内容についてはこちらを参照ください。
FigmaのAI機能については、使えるようになったら実際に試してみたいと思います。
ちなみに、2025年3月より価格改定に入るようです。検討中の方はご確認を。