こんにちは。コバヤシです。
今回は、2016にやったPHPフレームワークのトレンド比較を改めてやってみたいと思います。 あれから5年どのように変わったでしょうか?
比較するCMSも前回と同じ以下のフレームワークにしてやってみます。
・Laravel
・CakePHP
・Zend Framework
・Symfony
・FuelPHP
トレンド比較【すべての国】
期間は5年間としたのですが、やはりLaravelがぶっちぎりですね。 他のフレームワークが右肩下がりなのに、Laravelだけずっと高いトレンドを維持しています。
トレンド比較【日本】
日本限定にしてみてみます。
CakePHP頑張っているようにみえますが、世界のトレンドと同じくLaravelが圧倒的です。
以前、
世界的には完全に「Laravel」が主流になっている事や、グラフの傾向を考えると、 今後日本でも「CakePHP」が落ちていき「Laravel」1強となっていくのかなと思います。
と書きましたが、実際そのようになっていますね。
少しフレームワークを変更
5年前とあまり変わらない感じなので、少しフレームワークを変えてみます。
FuelPHPとZend Framework を抜いてCodeIgniterとYiiを入れてみます。
トレンド比較【すべての国】
Laravelが強いのは変わりませんが、CodeIgniterがSymfonyと同じくらいのトレンドとなっています。
YiiはCakePHPとほぼ同じ感じです。
トレンド比較【日本】
こちらも全体的なトレンドは変わらないですね。
CodeIgniterもYiiも目立つようなトレンドにはなっていません。
今後もLaravelの1強か
5年経って、Laravelの強さは変わっていませんでしたね。
世界的にも日本でもLaravelの人気は続きそうです。
弊社でもLaravel主体の制作になっていまがすが、柔軟性が高い点が気に入っています。
「柔軟性の高さ」と「学習コストの低さ」、これがLaravel人気に繋がっているのではないでしょうか。
ただLaravelは比較的高いPHPバージョンを要求する傾向があります。
案件によってはインストール条件を満たせないサーバーの場合もあるので、FuelPHPやCodeIgniterを利用しつつという形になるでしょう。
今後もフレームワークの動向をチェックしつつ、良いものを取り入れていきたいと思います。